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漫然と長期に渡り処方されているか注意したい医薬品 ロゼレム

漫然と使用すべきでない医薬品について、その有効性や安全性を疑義照会することなしにそのまま調剤することは指導監査の指摘事項に該当します。

ロゼレム8mg錠が初回2週間以上投与されている場合は疑義照会の対象となるので注意しましょう。


ロゼレム8mgの添付文書には以下の記載があります。

本剤の投与開始2週間後を目処に入眠困難に対する有効性を評価し、有効性が認められない場合には、投与中止を考慮し、漫然と投与しないこと。



なぜ、ロゼレムは投与開始2週間後を目処に有効性を評価しなければならないのか

実はロゼレムの治験の結果には投与2週目の有効性は示されていません。

効果があったのは「コンプライアンス良好な患者」においてのみでした。

そのため、フォローアップ期間として2週間が設定されているのです。



2週間以上投与してはダメなのか

そんなことはありません。


はじめて投与される場合に有効性の確認が必要であり、その際継続投与が必要と判断されれば、長期間投与も可能です。