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用法用量に注意したい薬 用量を漸増する薬



添付文書と異なる用法用量での処方が疑われるものを疑義照会することなしにそのまま調剤することは指導監査の指摘事項に該当します。






メマリー錠


用法用量


通常、成人にはメマンチン塩酸塩として1日1回5mgから開始し、1週間に5mgずつ増量し、維持量として1日1回20mgを経口投与する。




メマリー錠の開始量は5mgなのですが、誤って10mgから開始されるという事例が起きています。




漸増投与の多くは、副作用の発現を抑える目的で設定されています。




メマリーのように用量を徐々に増やしていく薬には注意しましょう。